ミリオン5thに参加して

概要


まず、一番の感想は「よかった。」これです。

自分はリアルタイムでミリオンライブのライブを見るのは2ndから、現地参加は4thからですが、演出を含むパフォーマンスは一番よかったのではないかと思いました。セトリを追っていくと膨大な量になるので、ひとまず言及は置いておこうと思います。


今回のテーマとは

今回は4th以降発表された新曲であるMSシリーズ、MTGシリーズを全消化できるかどうかというところが自分の中での懸念事項でした。ソロ曲だけでも38曲、属性曲の3曲を両日、BNTで始めてThank You!で締めて...となると正直無理なのではないか、と。

結果としては新規の曲を全部やりきるセトリ構成でした。ミリシタのリリースに伴う「自己紹介曲」としてのMSシリーズの披露と、ミリシタ発の楽曲をしっかり消化することで、ミリシタを主軸に据えた39人でのスタートとしたのだなと。

今回、会場でお話しさせていただいた方の中で「ミリシタから」という方の割合はかなり多かったですし、演者のみなさんが「初めましてのプロデューサーさん」という言葉を多く話していたように、新たにミリシタから参入してきた方に向けた部分の多かったライブだったと感じました。

1stライブ、第1シリーズになぞらえた"PERFORMANCE"という単語を使っているところから最初に想像したライブのイメージに近いものでした。

また、今回はそういう意味で"予習しやすい"ライブであり、曲数が膨大なために若干のハードルを感じる人もいる、ミリオンのライブへの参加しやすさというものがいつもよりあったのかなと思いました。



担当曲について

自分の担当は真壁瑞希野々原茜です。1日目に運良くアリーナBブロックの前方の席を引くことができ、非常に良い体験ができました。(阿部里果さんは相変わらず逆サイドでした)

AIKANE?

MS04、茜ちゃんのソロ曲。AIKANE?は絶対ソロの一番最初だ、とそう信じていました。前回、記念すべき武道館公演のソロトップバッターを初披露のソロ曲で「イッキにゼンブを持って行っちゃ」ったのですから、適任だと。結果ソロ二番手で、未来の後ろでやってくれてとても満足しています。できるだけスクリーンも使ってわちゃわちゃさせて欲しいと思っていたのもあり、演出含め最高でした。記憶があやふやで、小笠原早紀さんがツイートしていたようなこれまでの茜ちゃんのポーズや手の形がどれだけ自分の目に入っていて、ということが思い出せないのが悔やまれます。始まりであるN+のポーズを入れてくれてありがとうございます。

あと、4thのHeart・デイズ・Nightの時、周りにコールもっと入れて欲しかったな、もっと周知すべきだったか、などと思ったのですが、今回はスクリーンに表示してくれたこともあって凄くコールが聞こえてそれがとても嬉しかったです。

Silent Joker

MS05、瑞希のソロ曲。凄かった。本当に全然覚えていない。どんな振りだったかもほとんど覚えていないし、どんな映像がスクリーンに映っていたかもほとんど覚えていない。まっすぐで凛とした、力強い阿部里果さんの表情と響き渡る歌声しか記憶にない。ダメですね。

Melty Fantasia

「クール系美少女ユニット」"EScape"のミリシタ発の新曲。志保、紬をサイドに据えてセンターか...とイベント時から分かってはいたもののとても感動的でした。アンドロイドらしいロボットダンスのような振りであったり、ジャケットのように手を合わせる振りであったり、演出もドラマの世界観に沿ったものだったと思います。そして歌が上手い。 ラストのスクリーン3分割がちょっとお粗末だったのを除けば最高でした。

Angelic Parade

ミリシタ発、Angel属性の新曲。あんまり自分の茜ちゃんのイメージになかった曲なので新鮮でした。この曲は羽のように腕を羽ばたかせるような振りが多くあるのですが、贔屓目込みで一番雄大でしなやかだったと、そう思います。茜ちゃんはDa。多分、「もっと無邪気なままで」のところがパート割だったと思うのですが、そのパート割も嬉しかったです。違ったら...?

FairyTaleじゃいられない

ミリシタ発、Fairy属性の新曲。落ちサビの入りを歌わせてもらえて本当にありがとうございますって感じでした。落ちサビで崩れました。Raise the FLAGから表に出てきた"熱い"瑞希をここでもビシビシと感じることができてよかったです。 (青曲でステージ持ち上がるのUOが目に入らなくていいですね)


ユニット曲について

色々話題になったユニット曲問題。自分としても若干不満があるものではあります。

理由は簡単で、瑞希の「Sentimental Venus」が聴きたかったからです。初めて瑞希に惹かれた曲でもあるので、思い入れがあるわけです。2ndを通してある種「全体曲」のような、"万能曲"のような扱いに昇華された(主観です)SVは、かなりの回数周年ライブで披露されてきたにも関わらず、未だ真壁瑞希が歌っていない曲であり、運良く現地参加できた公演で回収したい思いがありました。 (なんならBigバルーン◎もShooting Starsもまだ披露していない)

というわけで、今回SVが披露された際には若干複雑な思いがありましたが、エディット性というものもアイマスの魅力であるという考えの人間なので、それはまあよしとしようと。マリオネットの風花さんがべらぼうによかったので、今後自分の担当もセンターで歌ったりしないかなあ。

じゃあジレハは?

そのテーマの一貫性を崩してまでオリメンにこだわったジレハ。自分の中では「おじさんはシアター組だけで構成されたユニットにはこだわりをもっている」ということで済ませることにしました。

「オリメン」と言うと少し曖昧です。おじさんは「フルメンバーで揃う」ことを「オリメン」と認識しているのかと考えます。1日目、BIRTHのCD歌唱メンバーは2人いましたが、AS組を欠いた2人では「オリメン」ではないわけです。デレを見ても4thを見てもオリジナルメンバーを積極的に揃えようとしていることは分かりますが、あくまで「フルメンバー」であり、その中の一部が揃うことに価値はあまり見出していないのでしょう。そう言う意味で乙女ストーム、クレシェンドブルー、灼熱少女の「オリメン」は特別視されているのでしょうし、今回ジレハをやり、Growing Storm!を、Shooting Starsをやらなかったのでしょう。

これが上述したテーマに沿うとは自分はあまり思いませんし、この機会にジレハをやる必要があったかと言われると必ずしもそうではなかったと思います。しかし、ジレハの時の歓声はそれは凄いものでしたし、大部分が求めていたものであったのだとすれば、今回披露したのは正解だったのだと思います。

Welcome!!

今回明確に残念だったことはWelcome!!が披露されなかったことです。 単に自分はWelcome!!が好きなのです。 テーマ的にも外す道理はなかったように思いますし、「ここまで来れたよ!」と「まだまだこれから!」を聴きたかったのです。6thで聴けるといいな。

おわりに

まだまとめたいこともあるにはあるのですが、収拾が付かなくなってきたので、ひとまずこのあたりで締めようと思います。 担当曲以外の感想とかはまた機会があれば。